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40代が同窓会で絶賛した、国語教師の"神授業" 20年後に差がつく「最も大事な能力」

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  • 安藤 英明 北海道ソフトテニス連盟参与
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私の経験上、子どもを机にしばりつけて、

「ほら、このときどんな気持ちだったの? 思い出して書いてごらん」

などと促すと、多くの場合、その子は作文が嫌いになってしまいます。小学生時代に文章を書くことに苦手意識やコンプレックスを持つと、そのネガティブな感情は、なかなか払拭されません。

では、どうすればいいのでしょうか? 

作文が得意=長い文章がすらすら書ける

私の場合、ゲーム感覚で作文に取り組ませ、「話すように書ける」力を身に付けてもらいます。

子どもが「作文が書けるようになった!」と実感できるのは、どんなときだと思いますか?

ほとんどの場合、「いい文章が書けたとき」ではありません。いい文章というのは、本人も周りも評価しにくいからです。

多くの子どもは、「長くすらすら文章が書けたとき」に「作文が書けるようになった!」と実感します。

言い換えれば、鉛筆が止まらず、すらすら「話すように書ける」と、その子は「自分は作文が得意だ」と感じます。

そこで、私の作文指導(「瞬間作文法」と呼ばれています)では、「話すように書ける」方法を伝えています。私が小学校で3日間かけて教える内容をまとめたのが『小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本』です。この本では、こんな練習をしてもらいます。

① 飾りことばを増やす

飾りことばとは、形容詞や形容動詞のことです。飾りことばの語彙を増やせば増やすほど、長い文章が書けるようになります。それだけではなく、生き生きとした臨場感あふれる文章になるので、作文としてのクオリティーも上がります。

とくに「わんわんことば」「にゃんにゃんことば」と名付けた、くり返しの飾りことばは便利です。「どきどき」「わくわく」「そろりそろり」「ぴちゃぴちゃ」など、くり返しの飾りことばは子どもにとってもなじみやすいものです。これらを取っ掛かりにして語彙を増やしていけば、子どもたちはゲーム感覚でどんどん長い文章を書けるようになります。

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【つまずく要素を徹底して排除】

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