堀江貴文「みんな他人に時間を使いすぎている」 人に嫌われるのを気にするより大切なこと

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あなたを罵倒したり、見下したりして気分がよくなるなら、勝手にそうさせておけばいい。他人から嫌われようと、どう思われようと、それはあなたの人生には関係のないことなのだ。

すべては「自分時間をどう増やすか」である。「相手が自分をどう思うか」なんてことを思い煩って、自分の人生をおざなりにするなど、本当にもったいない。

「他人」という存在は、あなたの時間を奪う最たるものだ。「時間=人生」を本当に大切にするなら、人間関係も「自分」を起点に考え直すべきなのだ。

冷たい考え方?

『時間革命 1秒もムダに生きるな』(朝日新聞出版)
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ずいぶんと冷たい考え方だと思われるかもしれないが、これにはいい面もあると思う。たとえば、ぼくは人に対してカッとなることはあるが、ずっと憎んでいる人、恨んでいる人は一人もいない。スッキリしたものである。

いわゆるライブドア事件で逮捕され、かつての仕事仲間のうちの何人かがぼくに不利な発言をしはじめたとき、マスコミからよくこんな質問をされた。

「仕事仲間に裏切られたと思いますか? かなりショックですよね?」

しかし、当時のぼくには、「裏切られた」という気持ちは微塵もなかった。これは強がりでもなんでもない。

もちろん、自分たちの立場を守ろうとする”ウソ”にはイライラさせられたが、ぼくを陥れようとした人たちのことを「許せない!」とは思わなかった。いまでもそれは変わらないし、あえて言葉にしようとすれば、「人間ってそういうものだよね」としか言いようがない。

なぜなら、人のことを恨んだり妬んだりするのも、やはり「他人のために時間を使っている」という点では変わりないからだ。過ぎたことや他人のことを考えて、負の感情を再燃させる――ぼくに言わせれば、こんな無益なことはないのだ。

堀江 貴文 実業家

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ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年、福岡県生まれ。実業家。SNSグループ株式会社代表。現在はロケット開発や、アプリのプロデュース、また予防医療普及協会として予防医療を啓蒙する等、様々な分野で活動している。会員制オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」のメンバーは500人を超える。『本音で生きる』(SB新書)、『多動力』(幻冬舎)等、著書多数。

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