「5分遅刻」で信用をなくす人に足りない視点 逆算式で遅れない!ANA社員の時間術
ANAグループ社員が「安全」の次に重要視しているもののひとつが「定時運航」です。時間を守らない航空会社は、いざというとき、絶対に選ばれません。これは、「人」においても同じ。ここいちばんで「大切な仕事を頼もう」と思ってもらえるのは、時間を守る人です。
どんな仕事であっても、時間や約束を守る行為は、すべての人間関係、信頼の「土台」となります。そのために、一にも二にも「準備」がものを言います。
100%ではなく「120%」の準備をする
みなさんの仕事にも、次のように「準備をする段階」と「準備したことを発揮する本番」があるはずです。
【本番】プレゼンテーションに臨む
【本番】顧客に面会して商品を説明
【本番】イベントを運営する
規模の大小はありますが、日々の仕事は「準備する」と「準備したことを実践する」の繰り返しで進んでいくものと言ってよいでしょう。
「準備する」時間を大切にしている整備士たちの間では、 「段取り八分」 という言葉が浸透しています。「段取り」とは、本番に向けて手順を整えておくこと。本番の成否の「八分(8割)」は「段取り」によって決まるというわけです。

















