プログラミングを楽々習得する子の学びのコツ

数学嫌い=プログラミングも苦手は間違いだ

2020年4月からスタートする小学校での「プログラミング教育」。それにむけて、親はどんなことを知っておくべきでしょうか(写真:ふじよ/PIXTA)
2020年4月からいよいよ小学校での「プログラミング教育」がスタートします。プログラミング教育は、なぜ必要で、どんな能力を求められるのか? そして、わが子にプログラミング的思考を身に付けてもらうために、親として知っておくべきことは何か? 監修者の代表として関わった飛坐賢一氏の新刊『プログラミングをわが子に教えられるようになる本』より一部抜粋、再構成して紹介します。

プログラミング教育の本当の意味

「プログラミング教育」は、なぜ必要なのか?

この質問に対して、大きな誤解を持っている親御さんが多くいます。文部科学省(以下、文科省)も明言していますが、小さな子どもたちを対象としたプログラミング教育の本質は、プログラマーを量産することではありません。デジタル技術を身近なものとして捉えてもらうことにあります。なぜなら、AIやロボットと寄り添って暮らすことになる今の子どもたちにとって、デジタル技術は自分の目的を達成するときの強力な武器になるからです。

その第一歩としてとにかく重要なことは、子どもが小さいうちにデジタル技術に対するアレルギーをなくすこと。アレルギーをなくす最善の手段は、子どもたちに「自分がコンピューターに指示を出す側に回る」という体験をしてもらうことです。

「プログラムを書くとはどういうものか?」

「コンピューターに指示を出すとはどういうことか?」

文部科学省が先生向けに出した資料でも、このような経験をしてもらうことが目的であるとしています。文科省の言葉を使えば「プログラミング的論理思考を身に付けてもらうこと」ということになりますが、正直、プログラムを書いたことがない人には、さっぱり意味がわからない言葉でしょう。

次ページプログラミング教育で身に付けられる能力
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 今見るべきネット配信番組
  • コロナ後を生き抜く
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
地銀 最終局面<br>首相が追い込む崖っぷち

遅々として進まなかった地銀再編。しかし菅義偉首相は明確に踏み込みました。全国の地銀はどう動くのか、現状を徹底取材。今後起こりうる地銀再編を大胆予測。さらにビジネスモデルや行員の働き方にも注目し、地銀が生き残る道について探りました。

東洋経済education×ICT