香港の伝統的風水である「玄空飛星派風水(げんくうひせいはふうすい)」の真髄を学んだ筆者が、ビジネスや経営に役立つ風水の知恵を6回に分けてお伝えしましょう。今回が最終回です。
「悪い日」はこれで避ける
風水では方位を見ることだけでなく、「日選び」という吉日選びの技術を使います。吉日を選んで使うことにより、日々の活動が円滑に運ぶなどの効果を得ることができるのです。
例えば、交渉や契約を最適な日時にすることによって、スムーズに契約ができ、その契約が後々によい結果をもたらすようになります。
逆に、悪い日にしてしまうと、後々トラブルが生じたり、最悪の場合は契約破棄につながることもあるのです。
では、どのような日や時間を使えばいいのでしょうか?
吉日選びにおいて最も大切なことは、悪い日を使わないことです。悪い日の中でも最も注意すべき日が「大耗(だいもう)」と呼ばれる日になります。
「大耗」は、すべての人にとって悪い日ではありません。
生まれ年の十二支によるものなので、日によってお金や時間、エネルギーの損失が起こりますし、健康や仕事にも損失が起こり得るのです。
では、大耗日とはどのようにみればよいのでしょうか? 以下をご覧ください。
【大耗日】
子⇔午
丑⇔未
寅⇔申
卯⇔酉
辰⇔戌
巳⇔亥
例えば、子年生まれの人は、午の日が大耗日になります。また、戌年生まれの人は、辰の日が大耗日になります。
毎日の十二支が書かれているカレンダーなどを用意しましょう。例えば、2012年12月24日は未の日になります。
つまり、丑年生まれの人にとって大耗日となり、丑年生まれの人は、契約や新規オープンなど重要なイベントにあてることを避けるべき日となります。
この大耗日に注意しつつ、日々の仕事に励んでいただきたいと思います。
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