味の素と同数25ポイントの3位となったのはNTTデータ。味の素のポイントは文系11、理系14に対して、NTTデータは文系10、理系15と文理の比率もほぼ同じだ。
コメントを読むと、何度もセミナーを実施しており、しかもいろんな種類がありそうだ。OB・OG主催のセミナーを大学ごとに実施するほか、女性限定の説明会もある。男子学生が出席していると、女子学生が聞きづらい質問もあるはずだ。
「単体だけじゃなくNTTデータグループの説明会もしてくれたため」(文系・早慶大クラス)
「女性限定の説明会があり、育休や産休について質問しやすかったから」(文系・上位国公立大)
「大学ごとにOB・OGが主催してくれたから」(理系・旧帝大クラス)
「何度もイベントの案内をしていただき、何度も違う社員さんとお話しする機会があったから」(理系・上位私立大)
オープンな雰囲気が高評価
5位(23ポイント)はアクセンチュア。外資系コンサルの代表的な企業であり、近年一部の学生からの人気が高まっている。「一部の学生からの人気」と書いたのは、かなりハードルの高い企業と考えられているからだ。
就職偏差値が高い企業と考えられているアクセンチュアだが、セミナーはオープンな雰囲気が支持されているようだ。「優秀な学生」「きれい」「丁寧な対応」「明確」などの言葉が並んでおり、総じてスマートな印象がある。
コメントにある「知るカフェ」は、大学の周辺に立地する、大学生と大学院生限定のカフェだ。企業がスポンサーになり、学生は無料で利用できる。
「ラフな感じだったから」(文系・旧帝大クラス)
「知るカフェ開催。OBの人と直接話せ、企業の印象が上がった」(文系・早慶大クラス)
「社員さんが輝いている雰囲気を感じた」(文系・上位国公立大)
総合6位(21ポイント)は旭化成。ただし、理系では15ポイントあり、NTTデータと同数で理系トップだ。コメントを読むと、「説明が熱い」「説明がわかりやすい」「まじめに答えてくれた」などの言葉があり、社員の人柄に対する評価が高い。
印象的だったのは「紳士」という言葉だ。旭化成に対して「紳士」と形容した学生が2人いたが、他企業に対するコメントで「紳士」という言葉は出てこない。
「社員の方の印象がよかった」(文系・早慶大クラス)
「仕事への誇りを持っているように感じたため」(理系・旧帝大クラス)
「新卒予定者に対して紳士的に対応してくれたから」(理系・中堅私立大)
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