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お客との取引が続かない会社と続く会社の大差 プロダクトからつながりへと価値を転換せよ

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これまでであれば、それでもやっていくことはできただろう。しかし、常識だと考えられていたそのビジネスモデルは時代にそぐわなくなり、結果としてモノが売れなくなった。

そんな中、可能性のある収益モデルとして注目され、急成長を遂げているのがサブスクリプションだ。ご存じの方も多いとは思うが、ユーザーから月額または年額で一定の利用料をもらいながら、ユーザーと長く付き合う収益化モデル。先述したSpotifyやNetflixが、まさにこれにあたる。

サブスクリプションのメリットは、1ユーザーからの収益が長く継続する点だ。企業にとっては魅力的な手段であるため、多くの企業が「サブスクリプションで成功するための方法」を模索している。

「リカーリングモデル」とは?

そんなサブスクリプションは、「リカーリングモデル」という収益化モデルの1つ。

ここ10年の間に、ビジネスシーンには「フリーミアム(基本的なサービスや製品を無料提供し、さらに高度あるいは特別な機能に課金するビジネスモデル)」「レーザーブレイド(製品を安価で提供し、その後必要となる消耗品や保守サービスで利益を出す手法)」が定着した。

ユーザーを増やすことを主たる目的としているためメインプロダクトで儲けることを目指さず、サブプロダクトで利益を回収しようという考え方だ。

これらの問題関心事についても、「リカーリングモデル」の下に解き明かすことができます。リカーリングとは「リカーリングレベニュー」の略であり、収益が繰り返すという意味です。「収益が繰り返す」という点において、フリーミアムもレーザーブレイドも、そして今、最も注目されているサブスクリプションも同じ形態です。(3ページより)
(出所)『「つながり」の創りかた: 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル』(東洋経済新報社)

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【リカーリングモデルの採用に失敗するケースとは?】

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