50代後半の6割が「親の預貯金を知らない」現実 親の財産を管理している人は2割弱~3割強

親の預貯金を把握している割合は?
55~69歳の男女に、親の金融資産である預貯金の状況をどの程度把握しているか尋ねたところ、年齢層が高くなるにつれて「把握している」(「全てを把握している」+「おおよそ把握している」)が高くなります。とくに男性は50代後半37.6%、60代後半63.7%と、26.1ポイント高くなっています。
女性の50代後半は40.1%と、男性(37.6%)よりやや高いですが、60代後半では50.5%で、男性(63.7%)より13.2ポイント低くなります(下図)。親の保険の状況についても預貯金と同傾向ですが、把握割合は預貯金よりも低くなっています(60代後半で男性55.9%・女性49.5%)。
