目標倒れに終わる人と目標達成できる人の差

達成できなかったとしても格好悪くはない

・毎日同じ時間に通勤する
・与えられた仕事を黙々とこなす
・住み慣れた家に帰宅する
・毎年変わらない年俸を受け取る

といった状態がコンフォートゾーンの典型例です。 このコンフォートゾーンを一歩出た状態が、「ストレッチゾーン」(ラーニングゾーン)と呼ばれるエリアです。

・新しいプロジェクトを任されて、これまでとは違う仕事の仕方をしなければならない
・引っ越しをして新しい地域になじまなければならない
・職場のリーダーに抜擢されて年収が1.5倍に急増した

などという状態です。

コンフォートゾーンを出てストレッチゾーンに入ると、人はストレスを感じます。さらに、このストレッチゾーンより外のエリアを「パニックゾーン」と呼びます。

・会社をクビになった
・言葉が通じない国に突然転勤を命じられた
・病気やケガで仕事が続けられなくなった

といった状態です。

このゾーンに入ると、人は文字どおりパニックに陥り、どのように行動すればいいか、すぐには考えられなくなります。

「ストレッチゾーン」が目標達成のキモ

人はコンフォートゾーンにいるよりも、ストレッチゾーンにいたほうが作業効率は上がり、高いパフォーマンスを発揮できます。

期限に余裕がある仕事だと散漫になってしまい、なかなかいいものに仕上げられないのに、期限が迫っている仕事だと集中力が増し、短時間でいいものに仕上がったという経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。

「火事場のばか力」という言葉があるように、何も刺激がない安心で安全な領域にいるより、多少のストレスがある状態に置かれたほうが作業効率が上がることは、マウスを使った実験でも科学的に証明されているそうで、人間だけでなく多くの動物に共通した習性なのです。

「目標を立てたけど、なかなか実行計画が進まない」「毎朝早起きをすると決めたのに、なかなか起きられない」という状態は、コンフォートゾーンから抜け出せずにいることが原因になっている可能性があります。

次ページ目標達成が上手な人と苦手な人の違いは…
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