目標倒れに終わる人と目標達成できる人の差 達成できなかったとしても格好悪くはない
これを「現状維持バイアス」と言います。変化を避けようとする人の心理作用で、変化することにより利益が得られる可能性があっても、変化を恐れて行動を起こさないという習性です。
実際にはなかなか入れないのは、意志が弱いからでも情熱が足りないからでもないのです。 ストレッチゾーンの前に「現状維持バイアス」という強敵が高い壁となって立ちはだかり、コンフォートゾーンに追い返そうとしているからです。
変化を恐れる心理が行動にブレーキをかける
これから手に入れられるかもしれないこと(失うかもしれないこと)よりも、すでに手に入れているものを大切にしようとするので、日常生活の中では、
といったことが起きるのです。そして、
などと自分に言い聞かせ、無意識のうちに変化や新しい挑戦をブロックしているのです。 もともと、現状維持バイアスは人間に備わっている生存本能、防衛本能です。
「今までこのやり方で死ななかったのだから、このやり方を続けられる限り、新しいことは取り入れずこのやり方を続けよう」と考えたほうが、生命の危険から身を守れる可能性が高まります。だから、新しいことに尻ごみするのは種の保存のために自然なことだったのです。
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