子どもの幸せを願わない親はいませんが、それには養育期の良好な家庭環境がとても重要になります。
幸福な子どもは幸福な家庭環境から
「自分は幸福だ」と感じている人は、そうでない人より仕事の生産性が31%高く、創造性は3倍になることがわかっているそうです(アメリカ・カリフォルニア大のソニア・リュボミアスキー教授、日経新聞7月1日)。
同教授はまた「成功が幸福を招くのではない。幸福(だと感じること)が成功を生むのだ」とも指摘していますから、良好な家庭環境作りはあなたにとっても緊急問題です。
確かに複雑な家庭環境からでも力強く生き、幸福になる人はいくらでもいます。しかし最初からそれらを手にしている人たちに比べれば、そこへ到達するまでの努力は並大抵ではありません。
少しピント外れに聞こえるかもしれませんが、レイモンド・チャンドラー氏の小説中のセリフとして最近よくメディアで引用される、「優しくなければ生きていく資格がない」という言葉が、これらの話に重なります。
あなたの夫人の「優しさ」の欠片もない身勝手さに、彼女が求める幸福とはどんなものか、彼女は何のために働いているのかが不思議で、これらのエピソードを思い出しました。
とにもかくにもお子さんが優しく、大切な人から信頼され、幸福な人生を歩むための土壌作りは今、あなた一人にかかっています。あなたが途方に暮れていてはいけません。
「どんな母親でもいないより、いるほうが子どものため」は、「両親と血縁のある子どものいる家庭」以外は欠損家庭と言われた時代の、時代錯誤の大人の一方的な思い込みです。ここは、別れたいというあなたのお気持ちを強く後押ししたいと思います。
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