女子高生が愛用する「勉強に役立つ手帳」の正体 社会人にも役立つ最強のアウトプット勉強法
「楽しい」ほうが効率がいい
学びにおいて最も重要なのは、「楽しんでやる」こと。楽しいと感じると脳内ではドーパミンが分泌され、やる気や記憶力がアップします。一方で、やらされ感を感じながら嫌々やっていると、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
目標やスケジュールをかわいらしく書き込める「スタディプランナー」は、勉強の中に「楽しい」を盛り込むのにうってつけ。学生をはじめ、資格や語学の勉強をする社会人にもおすすめです。勉強効率を最大限に高める使い方とその理由を、7つに分けて解説していきます。
①「ちょい難(むず)」の目標を設定する
「スタディプランナー」は、1日・1週間・3カ月・1年など期間ごとの計画を書き込める仕様。まずは自分の最終的なゴールと、そこにたどり着くまでの目標を細分化して書きましょう。
ドーパミンは、目標を達成できたときだけでなく、目標を立てるだけでも分泌されます。目標の達成までイメージできればベスト。宝くじを買ったとき、まだ当たってもいないのにワクワクしますよね。「もし当たったら何に使おう」とイメージすればするほど、ワクワクが高まってドーパミンが増えるのです。
ちなみに、目標設定は「ちょい難」が目安。「今日は問題集を3ページやる」といったすぐ終わってしまうような目標では、簡単すぎてドーパミンは出ません。反対に、「100ページやる」といった無謀な目標もまた、立てた瞬間に「無理だ」と無意識に思ってしまいドーパミンは出ません。高すぎる目標に挑むと「危険領域」に突入し、かえって不安などのマイナス感情が生まれてしまうのです。
一生懸命やればできるけれど、怠けるとできない。自分の能力ギリギリの「ちょい難」目標のことを「学習領域」と呼び、そこに挑むことでドーパミンは最も分泌されます。いきなりベストな目標を立てることは難しいので、やりながら調整していきましょう。
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