こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。
今や、やり取りのツールとしてメジャーになったLINE。面倒なあいさつを省けスタンプも豊富で気軽にやり取りができるところが、身近な人とのコミュニケーションになくてはならないものとなっている方も多いのではないでしょうか。
会話感覚で使え、家族や頻繁に連絡を取るツールとしてはかなり便利かと思いますが、何かというと「グループを作ろう」と言われて断れずに、よく知らない人とつながってしまったり、なんだかよくわからないグループがどんどん増えてはいませんか?
また、5人で仲良しグループを作ったら、1人を除いた4人の裏グループが実は存在していた――なんてことは珍しくありません。4人の裏グループにコメントしたつもりが、うっかり5人グループに送信してしまい、慌てて取り消すという経験をされたことのある方もいるでしょう。
最近はメッセージの取り消し機能が追加されてリスクは減ったとはいえ、タイミングが悪かったり、誤爆(誤って送ったこと)に気づかなければトラブルを招く原因にもなります。
「断る」行為自体もコミュニケーションの1つ
そもそも、必要なことや気の合う仲間内なら、迷うこともないかと思います。自分にとって「必要性を感じられない」「煩わしい」という思いを抱えながらでは、相手にも失礼です。ただの付き合いで気が進まないなら、断るのが妥当でしょう。百害あって一利なしです。
日本人はとかく「断る」ということに罪悪感を持ちやすい傾向が強くあります。そもそもその裏には「承認欲求」があり、「相手に嫌われたくない」「いい人だと思われたい」という思い、さらに「相手を不快にしてはならない」といった相手を慮る気持ちまでプラスされてしまうと、断ること自体が「悪」のように感じる人さえいます。
しかし、すべてのことに「YES」とは言えませんし、「断る」という行為自体もコミュニケーションの1つと捉えていただけたらと思います。
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