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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

「壊滅的にできない子」を引き上げる意外な方法 「つまずいた部分にさかのぼる」は正しいか

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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それでは、どうしたらいいでしょうか? 

それは「できる部分からやる」ということです。つまり「できる感覚を作る“リハビリ”」からスタートするのです。

できる部分からやるのが効果的な2つの理由

一般的にはこの方法は知られていませんが、このノウハウがかなり効果的であることは筆者の周囲のプロ指導者たちの間ではよく知られています。

なぜできる部分からやると効果的か。理由が2つあります。

1つは「基本がしっかりと固まっていく」ということです。これは言わずと知れた「基本ができれば次に進むことができる」というごく当たり前のことです。しかし、当たり前なのに、この当たり前をやっていないケースが少なくありません。

基本がほどほどの段階で次へと進むから問題が起こるのです。そうやって初めは小さい差だったものが、日に日に大きな隔たりへと変化していきます。そうなるともやは勉強はやりたくない、嫌い、ということで遠ざけていくのは必然なのですね。

もう1つは「自分って、もしかしたらすごいかも」と錯覚を起こすようになるということなのです。この「できる感覚」をしばらく作って“リハビリ”することで、自信を持つようになります。自信を持つと、先に進んだときに難しい問題が出てきても、「できるはず」という気持ちで取り組んでいきます。

仮にできなくても、「これは難しい問題だから意味だけわかればいい」と割り切って次へ進んでいくことができます。苦手意識を持ったまま進めてしまうと、わからない、難しい問題に直面すると、頭はフリーズします。そして敬遠していきます。その結果、ますますできなくなっていくのです。

橋田さんは、すでにお子さんのできない部分までさかのぼっておられますが、そのできなくなった1つ前の、「できる問題」を繰り返しやるようにしてください。それをしばらくやっていると、やがて飽きてきます。その段階で次へ進むのです。

すると基礎が完全に固まっており、さらに「できる感覚」を身に付けているため、スムーズに進めることができます。もし、家庭教師をつけていたり、個別指導を受けているときは、そのように進めてほしいとお願いされるといいでしょう。伸びていくという実感が得られると思います。

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