※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
勉強を処理する頭脳のOSがフリーズを起こしている
読解力は、勉強の世界においては最も重要な力の1つです。これがあるとないとでは天地ほどの差が生まれ、さらに他教科への影響は計り知れません。しかし、読解力を高めるには文章をたくさん読めばいい、読書をすればいいと単純に考えてしまうと、とんでもない痛手を被ることになりかねません。
また、「読解力=考える力」と考えたとしても、「考えるとはどういうことを意味するのか」「考える力を身につける方法」を教えてもらっていないため、問題集をたくさん解けばいい、読書をすればいいと短絡的な対策を実行してしまうこともあります。このようなことをやっているうちは残念ながら、読解力がつくことはないでしょう。
高橋さんは国語力という言葉を使われていますが、国語力と一口に言ってもそれは大きく2つに分かれます。読解力とボキャブラリー(語彙)の2つです。それぞれについてしっかりと説明するとなると、1冊の本になってしまうのですが、今回は読解力に焦点を当てて家庭で今すぐできるお話をしていきましょう。実行されれば何かしらの変化が出てくると思います。
高橋さんの息子さんの読解力がない状態をもう少し詳しく言えば、次のような状態であるといって間違いないでしょう。
「勉強を処理する頭脳のOS(オペレーティングシステム)がフリーズを起こしている」
無料会員登録はこちら
ログインはこちら