書くのが苦手な人は読みやすさをわかってない 自分の好きなテーマを決めシンプルにしよう

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すべては「書く」ことから始まります(写真:buritora / PIXTA)

「文章を書く」のが苦手という人は少なくないでしょう。しかし、AI(人工知能)に仕事を奪われかねない時代を生き抜くためには、インプットとアウトプットを繰り返さなければなりません。そのためのすべては「書く」ことから始まります。

ステップ①「テーマ」を決める

成長期には、たくさん食べて栄養をとることが欠かせないのと同じで、情報を本格的にアウトプットする前の段階では、経験や体験のインプットが欠かせません。

拙著『結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術』でも詳しく解説していますが、まず大前提として、何を文字としてアウトプットしていくのか。そのテーマ選びがとても大切です。

何を書けばいいの?

アウトプットしていくテーマが自分に合っていないと、長続きしません。そうは言っても、「いったい何を書けばいいのかわからない」という人は多いのではないでしょうか。実際に、「ブログやSNSをやってみたいと思うけど、何を書けばいいのかわからない」といった声をよく耳にします。

そうやって悩む人には、「自分の好きなこと」をテーマにするのがいちばん、とお伝えしています。それは仕事でもかまいません。私の場合、プログラミングは大好きなことの一つです。自動運転やAI、VR(仮想現実)や新しい家庭用ゲーム機などに至るまで、最新のテクノロジーへの興味も人並み外れています。

私は、本職がプログラマーであることを生かして、自動運転などの最先端技術のモノづくりに貢献しています。また、有料メルマガや講演などで最新のテクノロジーに関する情報や見解を中心にアウトプットしているため、今ではれっきとした「仕事」になっていますが、これは「好きなものを仕事にした」ということが大きいと考えています。

ステップ②「読者」を決める

ブログなどで文章としてアウトプットしていくには、当たり前ですが、多くの人に読んでもらわないと意味がありません。「わかる人にわかればいい」では、私の考えるアウトプットにはなりません。もちろん、あなたのブランドを高めることも困難です。

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