お仕事女子が悩む原因は「自己肯定感」の低さ 頑張りすぎる人に伝えたい3つのメッセージ

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それは、知らず知らずのうちに「友達のようにできていない自分にダメ出しをしてしまっているから」です。とても悲しいですよね。

自分にダメ出しをしないためには、「あなたが」好きなこと、「あなたが」しあわせなこと、「あなたが」楽しいと思えることを、たくさんすること。あなたが「あなたのこと」でいっぱいになって、自分を好きだと思えるようになること。これがいちばん大切です。

あなたがあなたのことを喜ばせ、楽しませる。そんなふうに自分のことで一生懸命になると、自分にダメ出しなんてしないくらい、自分のことを好きになっていきます。

また、他人のことを気にする暇もなくなります。

あなたをしあわせにしてあげられるのはあなただけ。

自分次第で、あなたはいくらでもしあわせになれます。友達と比べそうになったときは、目一杯、自分のことをしあわせにしてあげましょうね!

③“家族のことを好きになれなくてもいいんです”

あなたは、

「思春期でもないのにお父さんと話すのがいや」
「お母さんのことがすきじゃないなんてダメだよね」
「おばあちゃんのことを許せないなんてひどい孫だよね」

と、家族に対してドロドロとした感情を持つ自分の気持ちにふたをして、1人で悩んでいませんか?

こうして悩んでしまうのはあなたの性格が悪いからでも、心が狭いからでもありません。

家族に対してそういった気持ちを抱いてしまうのには、それ相応の「抱いてしまう理由」があります。「そう思ってしまうくらいのことを経験したから」です。

昔ひどいことを言われた、きょうだいと比べられた、脅された……。過去の経験によってついた傷が残っていて、今のそのドロドロした気持ちが生まれているのです。

今の状況がつらいとき家族と距離をとろう

なので、そんな気持ちを抱く自分を責める必要はありません。無理に好きになろうとか、仲よく話そうと思う必要もありません。嫌いなままでも、許せないままでもいいのです。

「家族が好きになれない」というあなた自身を責めないであげてくださいね。

どうしても今の状況が苦しい場合は、家族と距離をとることをおすすめします。連絡を控える、関わりを減らすといったことは関係をよくするための1つの手段です。

いつかあなた自身が「お父さん、お母さん、おばあちゃんも大変だったんだな」と心から理解できたとき、す〜っと楽になるときがやってきます。

そのときまでは、傷ついたあなたがいるということを認めて、責めないであげてくださいね。

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