お仕事女子が悩む原因は「自己肯定感」の低さ 頑張りすぎる人に伝えたい3つのメッセージ

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頑張りすぎちゃうお仕事女子が肩の力を抜くためにはどうすればよいでしょうか(写真:iStock/chinaface)
・他人の目が気になる
・うまくいかないことがあると自分を責めてしまう
・頼ることが苦手
・「一人反省会」を開催して落ち込む
・外で気を使いすぎて家に帰ると力尽きてしまう
・頑張ることが当たり前
この中の1つでも当てはまったら、あなたは“頑張りすぎちゃうお仕事女子”かもしれません。
そんな頑張りすぎちゃう方たちに向け、Instagramでメッセージを発信している、心理カウンセラー・服部結子さんの初の著書『頑張りすぎちゃうお仕事女子の心をラクにする68のこと』から、3つのメッセージを紹介します。

どう頑張っても10人中8人には好きになってもらえない

①“誰からも好かれるのは、不可能です”

あなたは、「好かれたいなぁ。みんなから愛されたいなぁ」と思ったことはありませんか?

「あの人は誰からも好かれ、愛されていていいなぁ、うらやましい……」

そう思う気持ち、とてもよくわかります。

人間はみな、「誰かに必要とされたい。認めてほしい」という欲求を生まれながらにして持っています。

でも、全員に好かれるのは絶対に不可能なんです。

あなたがうらやましいと思っている「あの人」だって、すべての人に好かれているわけではありません。

2:6:2の法則を知っていますか?

あなたの周りに10人の人間がいたら、

・そのうちの2人はあなたのことが好き
・そのうちの6人はあなたのことがどうでもいい
・そのうちの2人はあなたのことが嫌い

という法則です。

つまり、どう頑張っても10人中8人にはそこまで好きになってもらえないということです。

それなら、確実にあなたのことを好きでいてくれる2人を大切にしたほうがいいと思いませんか? だって残りは、「嫌われるか」「どうでもいいか」ですもん。これは、よっぽどのことがない限り変わりません。

あなたのことを無条件に嫌う人は必ずいます。でも、あなたのことを無条件に大切に想ってくれる人も必ずいるのです。

これからは、あなたのことを想ってくれる人を大切にして生きていきましょう。

②“友達と自分をつい比べて落ち込んでしまうこと、ありませんか?”

あなたは、「○○ちゃん、子ども産まれたんだ。私なんて彼氏もいないのに……」「○○ちゃん、家建てたんだ……」「○○ちゃん、ハワイ行ったのか。いいなあ……」と、落ち込んでしまうことはありませんか?

そう思ってしまうのは無意識のうちに自分と友達を比べているからです。友達と比べることがなければ、「○○ちゃん、子ども産まれたんだ! へえ〜!」「さて、週末、なんの映画見ようかな♪」と、とくに心が乱されることはなく、ダメージを受けることもありません。

なのに、なんで他人と自分を比べてしまうのでしょうか?

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