定期試験において「勉強のやり方が間違っている」ということを、もっと別の言葉で表現すれば、次のようになります。
「勉強しても、覚えられていない」
定期試験は暗記によって取れる点数も多いことを考えると、つまり「(覚えるべきことを)覚えられていないから、点が取れない」のです。
「単なる知識や情報を暗記して意味があるの?」「詰め込み教育はよくない」という考え方も聞こえてきますが、それは今は横に置いておきます。現実問題、目の前のテストに対して勉強をしなければならず、そして可能なら、やったことが成果として出たほうが望ましいことは間違いありませんから。現在の教育システムの中では、知識のインプットはまだまだ必要です。
間違った勉強法、効果がない勉強法とは
そこで、よくある間違った勉強法、やっている割に効果がない勉強法にはどんなものがあるのか。次にいくつか挙げてみましたので、ご覧ください。
こういった一見、多くの大人が知っていて、明らかに間違っているとわかるようなやり方を、子どもたちは平気でやってしまっていることがあります。
さらに驚くべきこともあります。それは、次の3つの「つもり」をやってしまっているということです。いずれも完全に間違いとはいえませんが、非常に非効率です。
2. 読んで覚えたつもり
3. 書いて覚えたつもり
*上記いずれも一部の天才を除く
これらを覚えるための手段だと思っている人は、非常に苦労することが多いです。なかなか覚えられず、さらにかけた時間の割にリターン(=テストの点という結果)が少ないからです。
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