「離婚した女性」が年下男性と再婚しがちなワケ

双方にとって「楽ちん」な組み合わせ

近年の傾向として、年下のパートナーを「育てる」再婚女性が増えています(写真:8x10/PIXTA)
結婚相談所の経営者として婚活現場の第一線に立つ筆者が、急激に変わっている日本の婚活事情について解説する本連載。今回は、離婚を経験した女性が、年下男性と再婚しやすい理由を分析します。

再婚女性は年下の男性と結ばれやすい。実は、これは最近みられる傾向です。それどころか、再婚のほうが、初婚よりも早く相手が決まる場合が多いくらい。なぜ、相手は年下の男性が多いのか。それは、男性が少々頼りなくても、女性が自分で「育てる」ことができるから。年下の男性は、包容力がある年上女性といると、楽ちんなのです。

最近もこんな例がありました。2回離婚歴がある45歳女性のNさんが、5歳年下の男性Kさんとデートしていたときのこと。Kさんは1日に30回もNさんに電話をしていたといいます。次に会う時間と場所を決めたすぐ後で、「本当に品川でよかったですか?」などと聞いてくる。Nさんは電話が鳴っても放置し、Kさんに会ったときに着信履歴を見せ、「今度同じことをしたら、もう会わない」と言いました。こんなふうにKさんを育てていったわけです。

離婚を経験した女性が再婚しやすい理由

Kさんと結婚を決め、後日入籍のあいさつに来たNさん。「Kさんと仲良くしている?」と聞いたら、「いろいろ、今仕込んでいるところです」と話していました。「言うこと聞かないと一緒に寝てあげない」なんて、言うそうです(笑)。Kさんは素直な男性ですが、何しろ恋愛経験が少なかったのです。

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年下の男性が甘えると、気持ち悪がられないし、怒られない。女性は「私、年上だもん、仕方ない」と諦められる。逆に、男性が1歳でも年上だと、女性は我慢できなくなる傾向があります。「しっかりしてよ! 私、あなたのお母さんじゃないのよ」と。

では、離婚を経験した女性が、再婚しやすいのはなぜでしょうか。それは、前回の結婚の「間違い」を把握しているから。前回は、相手を選ぶときのポイントがずれていたわけです。たとえば、「顔が好き」「楽しい」といった理由で選んだけれど、より本質的なマイナスな部分があって離婚しているわけです。理由でいちばん多いのは、「お金がない」「家にお金を入れてくれない」などお金に関すること。異性問題や、親の介護の問題もありますが、それ以前に、性格が合わないこともあります。

そこで、再婚を希望する女性たちには、前回の結婚で「相手のここが嫌だった」と感じたことを10項目書いてもらうようにしています。「お金に無頓着だった」「優しい言葉をかけてくれなかった」、あるいは「お風呂になかなか入らなかった」などいろいろあります。生活について嫌だったこと、そして、性格的に嫌だったことを書き出してもらうのです。

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