「離婚した女性」が年下男性と再婚しがちなワケ

双方にとって「楽ちん」な組み合わせ

子どもがいて再婚する場合は、もちろん、「子どもをかわいがってくれること」を最優先に男性を選んでほしい。「女の性」で好きな男と結婚するのではなく、子どものためを考えて、子どもの教育や気持ちを優先してほしいと思うのです。

こんな相談を受けたことがあります。理想だった年収の高い男性と出会ったものの、「子どもが食べるのが遅くて、その男性が子どもをたたいた」と。その女性には、「今すぐ別れなさい」とアドバイスしました。

20代で結婚・離婚し、30代以降で再婚する人たち

再婚女性が年下の男性と結婚する場合、プロポーズも含め、女性がつねにリードしたほうがうまくいきます。正確に言えば、男性にプロポーズをしてもらうように、「仕向ける」のです。女性が「ずっと一緒にいてね」と言えば、男性は「ずっといてくれるんだ」と思い、結婚を意識するようになるものです。

CさんとYさんのように、年があまりに離れているようだったら、「(あなたの)お母さん、私のことを見てどう思うかな?」と、話してみると、相手も恋愛相手として意識するようになるでしょう。Yさんもそうですが、男の人たちは母親からかわいがられて育っていることが多く、お母さんのように安心できて、お母さんより若いゆえに恋愛対象になる女性に魅力を感じることが少なくないのです。

最近は女性が再婚で男性が初婚というケースも増えてきています。厚生労働省の「平成28年度・人口動態統計特殊報告」から読み解くと、「どちらかまたは両方が再婚」というケースのうち、「女性再婚・男性初婚」の構成比は全体の約25%になっています。

実際、再婚の女性は、男性が年下のケースが多いです。2~3年前の統計だったと思いますが、再婚の場合、男性が初婚、女性が再婚という組み合わせが50%を超えていました。意外にも、女性が再婚する場合、男女共再婚同士より、男性が年下初婚という組み合わせが多いのです。

20代で恋愛結婚して、「こんなはずではなかった」と離婚して、30代、40代で再婚というパターンもあるでしょう。結婚は生涯に一度のみ、とイメージする人はまだ多いかもしれませんが、長寿の時代になりました。90歳まで生きるとして、70年同じ相手と一緒にいると思ったら、少々うんざりするかもしれません。

知り合いがアメリカ人男性と結婚しましたが、彼の母親は4回結婚しています。ですから、旦那さんには、血のつながっていない人も含め兄弟が24人もいます。兄弟たちみんなと交流があり、仲もいい。日本も離婚が増えていくと、そのようなことが普通になっていくのではないでしょうか。

最初は「子育て婚」、最後は生涯一緒にいる人との「熟成婚」でもいい。ハムみたいな響きですが(笑)。人生それぞれのタイミングで「この人と結婚してもいいな」という人と結婚すればいいのではないでしょうか。10年一緒にいられたら、「がんばった」と言えるでしょう。半年や1年で終わってしまっては、少々早いかもしれませんが。

働き方改革と同じで、各自の人生に合わせて、「結婚改革」も進んでいくのではないでしょうか。

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