「3年で大手企業離職」は、賢明それとも逃げか

社会人の声から「仕事とは何か」を考える

大手企業を早期に退職するのは「賢明」か「逃げ」か?(写真:Fast&Slow / PIXTA)
ある大手企業に勤めていた入社3年目の若手社員が、理不尽な上司に耐えかねて、異動を申し出るもかなわずに退職しました。「賢明」だと思いますか?それとも「逃げ」だと思いますか?

例えばこんな問いがあったとする。「賢明」か「逃げ」か、その答えはきっぱりと分かれるだろう。より詳しい背景や事情を聞かなければ判断できないという意見もあるはずだ。正解があるわけではないからこそ、多くの議論を生みそうだ。

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リクルートキャリア働く×就活取材班は、8月11日の配信記事で、「『就活勝ち組』たちが早期退職を決断した理由」を掲載した。大手企業に就職して3年以内に離職した若者の体験談だ。お局社員の陰口にうんざりするなど人間関係に悩んで転職した女性や、海外赴任の希望が叶わず、やりたいことを追求するために飛び出した男性のエピソードを紹介している。

3年で大手を辞めたエピソードに大きな反響

言うまでもなく、その正誤を問う意図はない。記事のねらいは、就活で安易に大手企業を選ぼうとする学生に対し「ネームバリューで就職先を選んでも、働く場として最適とは限らない」と、先輩たちの経験から理解してもらうことだった。さらに願わくは、目先の就活にとらわれずに、「自分が働き続けるモチベーションは何だと思うか」を考える材料になればと考えていた。

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