「時代も違うので一概に言えませんが、誤解を恐れずにコメントすれば、大企業と言われるような会社には、やはり、それなりに優秀で人間性に溢れる人材が数多くいます。最初に配属された部署で、たまたま人間関係その他で上手くいかなくて辞めてしまうのは、本当にもったいないと思います。取り敢えず頑張ってみて、その後進路を決めても決して遅くはないと信じています」
「不満があっても、今の環境に順応できない人は、他で同じ目にあったら再び逃げないといけない。順応してから、飛び出すのが一番いい」
「嫌ならすぐに辞めちゃうというのが今の風潮なのだから仕方がないとは思うが、人間関係が嫌というのが理由なら次の職場でも同じことの繰り返し。つまり石の上にも三年、まずは歯を食い縛って耐えて頑張れ」
「1年目は仕事を覚えること・職場環境に慣れること、2年目は仕事を工夫して改善すること、3年目は実績を上げること。それで会社に認められなければ転職を考えるべきだ。現実的には、少なくとも3年間勤務しなければ、キャリアにはならない」
「もう少し我慢出来んかの。自分も新卒で入って6年目。ようやく楽しくなってきたよ」
差し詰め「慎重派」といったところか。1つの会社に一生とどまる必要はないと、転職に理解を示しながら、時期は考えたほうがいいという主張だ。仮に仕事内容や職場の雰囲気が合わないと感じても、一定の年月はその環境にいるからこそ得られる知識やスキルに目を向け、経験を積むべきとしている。また安易に転職を選んでしまうと、いわゆる「逃げ癖」がつき、際限なく転職を繰り返す羽目になるという考えもある。
こうした見解を持つ人々は、キャリアの中での苦しかった状況を振り返り、その時期があったからこその成長実感があるのかもしれない。あるいは自身の転職が時期尚早だったと後悔したり、意志なく職場を転々とする若者が身近にいたりするのだろう。
「仕事は給料のため」と割り切っている
「食うために嫌な仕事をするのは当たり前。 …(中略)… あまりにも酷い会社なら辞めてもいいが食うために嫌な仕事をするのは当たり前という言葉忘れないで」
「嫌ならすぐやめる。一生続けろとは言わないがそれだけすぐやめるのであれば何をやっても続きませんね。慈善事業じゃないからね。数字出して社内でも社外でも理不尽の対価として給料もらってるんだからね」
「仕事なんて給料のためと割り切ってるからやりたいこととか関係ない」
「友達作りに会社行く訳じゃないんだし、毎日同じことの繰り返しなんて当たり前だし、仕事なめてるとしか思えない。それが嫌だから辞めたって言うなら、どこ行っても同じと思うけど」
早期の転職は、結局のところ「甘え」とする意見だ。そもそも仕事とはつらいものだという前提で、理不尽な上司の指示や、不本意な業務に耐え抜いた対価として、給料をもらっているという考えだ。