読み書きを鍛えるのに「要約」が最強なワケ

新聞や書籍で簡単に練習できる

また、文章の要約とは別に、本1冊の感想をコンパクトに書く習慣を通じても、要約力を鍛えることができます。1冊の書籍にはさまざまな内容が詰まっていますので、その全部を拾うことはできませんが、

[話題]何についての本なのか
[見どころ]この本の面白い点はどこか
[感想]自分はどう感じたか

という3点に絞って、100字にまとめてみるのです。新聞などに掲載される「書評」のようなスタイルです。

日常会話だけでは語彙力は上がらない

読解力を下支えするのが、語彙力です。英単語を知らなければ英文が読めないように、日本語の単語や表現を知らなければ、日本語の文章は読めないものです。母国語に関し、この点を軽んじている人は多いように思います。

日常会話、しかも、家族や友人などの固定メンバー、同じような年齢のメンバーとの会話だけでは、なかなか語彙は増えていきません。どうしても、今使える範囲の言葉で居心地よく会話をするだけになるからです。

そこで、本や新聞を読むことが必要になってくるわけですが、漫然と文章を読んでいるだけでは、語彙力は少しずつしか伸びません。成長を速くするには、言葉を調べたりメモしたりすることを習慣化すべきです。

・初めて見る言葉
・よく意味がわからない言葉

を放置しないようにしてください。気になったその瞬間をやり過ごしてしまわないようにし、その都度、何かしらの解決を図るのです。付箋を貼る。調べる。考える。覚える。打ち込む。書き留める。自分なりのストック方法を見つけましょう。

次ページ読む力を養うには読書量を増やすしかない
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