「ドルビーシネマ」初上陸が博多になった理由 新たなプレミアムシアターが日本にお目見え

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日本初導入となった「ドルビーシネマ」。その場所は東京ではなく福岡・博多の地となった (筆者撮影)

映画の音響といえば、「ドルビー」を思い起こす人は多いだろう。レイ・ドルビー博士が開発したノイズを軽減する「ドルビーノイズリダクションシステム」や、「ドルビーサラウンド」は、臨場感を高める音響再生技術として、映画館だけでなく各種音響機器にも搭載されてきた。1965年に設立された「ドルビーラボラトリーズ」は、サンフランシスコを拠点とし、世界の20カ国以上にオフィスを展開している。

音響×映像×劇場空間で最高の映画上映を追求

そのドルビーが音響だけでなく映像にも力を入れていることは意外に知られていない。同社は音響・映像技術に加えて、劇場空間そのものを新たにデザインした劇場用映写システム「ドルビーシネマ」を展開している。

ドルビービジョンの映像(右)と従来映像(左)との比較。鮮明な色彩と幅広いコントラストを実現 (写真:ティ・ジョイ)

これは、広色域で鮮明な色彩と幅広いコントラストを表現する最先端映像技術「ドルビービジョン」、観客の周囲を包み込むような立体音響技術「ドルビーアトモス」のふたつにインテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメントといったシアターデザインを組み合わせることによって、極上の観賞空間を提供するものだ。

現代の世界的なスクリーンのトレンドは、高品質画像を巨大モニターで上映するIMAX、最高の音響空間を提供するTHX、そして煙や水、振動など体感型の4DXなど、さまざまな規格のプレミアムシアターが生まれていることだ。

国内でも通常料金より数百円負担することになるが、その金額をかけただけの付加価値のある“映画体験”を得られるスクリーンは増えている。そのプレミアムシアターの系譜に、「ドルビーシネマ」が日本に新たに加わることになった。しかも初登場の場は東京ではなく、福岡・博多という地が選ばれた。

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