【11月1日 木曜日】日経225先物は、100円安の2万1780円。NYダウは、241ドル高の2万5115ドル。優待目的保有のカッパ・クリエイト(7421)は、好決算発表を受けて160円高の1486円。日経平均は、232円安の2万1687円と反落。優待目的保有のヤマダ電機(9831)は、配当予想の修正を発表し、期末17円予想から13円(前期13円)と発表した。
会社説明会で、日本郵政の長門社長に直接質問!
【11月2日 金曜日】日経225先物は、220円高の2万1760円。NYダウは264ドル高の2万5380ドル。昨日、急落したKDDI(9433)を優待目的で、2450円(前日比90円高)で100株買う。年間配当は、100円(年2回で50円×2回)で、配当利回りは、4.08%と高利回りであり、3月期末には、株主優待(100株保有)で、カタログギフト(5年未満で3000円、5年以上5000円)があるので、配当+優待利回りは、5.3%と魅力的な利回り。携帯はauを使っていることもあり、初めて買ってみた。また、昨日、KDDIと提携のニュースがあった楽天(4755)を825円で100株売り、4720円の利益確定。買いは、10月22日に777.8円。楽天は、12月の株主優待目的で買ったのだが、ニュースで急騰したので、ひとまず売ってみた。
13時30分、SMBC日興証券の個人投資家向け会社説明会、日本郵政(6178)出席のため、東京駅丸の内北口にある新丸ビルへ行く。2万1100株保有しており、出席の理由は、会社の将来についてぜひ、聞いてみたいことがあったから。以前、目論見書を見たときにゆうちょ銀行(7182)とかんぽ生命保険(7181)の保有株を全部売却し、JRのように完全民営化すると書かれていたので、そのことについて質問してみた。
すると長門正貢社長の回答は以下だった。すなわち、株式を売却すると今の株価で6兆円くらいになるので、連結でなくなってしまう分の売り上げをつくるのと、株主還元として自己株買いと配当をすることを考えているそうだ。日本郵政は、ゆうちょ銀行(74.1%)とかんぽ生命(89%)の株式を持つ親会社で、この2社の株式をすべて売ってしまったら、日本郵便(100%)の郵便・物流事業と不動産会社(業界で5、6位)になってしまうので、その後、どうなるのか気になっていた。出席者は120名くらいで会場はほぼ満席だったが、直接社長に聞くことができてとても良かった。本日の終値は、10円安の1325円。日経平均は、556円高の2万2243円と大幅高。
【11月3日 土曜日】日経225先物は、250円安の2万1980円。NYダウは109ドル安の2万5270ドル。1ドル=113.22円、1ユーロ=128.99円。
日経平均は、10月2日にザラ場2万4448円の年初来高値をつけ、10月29日に2万1149円の安値をつけ3121円の大きな下げとなり、波乱の10月となった。
年初来安値は、3月26日につけた2万0347円で、ここまで下げそうな勢いであったが、まだ相場は乱高下しているものの、いったん下げ止まったのではないかと見ている。秋相場では過去に大きく下げることがよくあり、今回の下げはアノマリー(過去の経験則)どおりで特別だったとは見ていない。今回の思わぬ下げで肝を冷やしてしまった個人投資家も多くいたのではないか。今の私の投資スタンスは、すべて現物株投資で、投資している銘柄は主に内需企業が多くディフェンシブな銘柄で、また、いつ暴落があっても買いに行けるようにキャッシュを潤沢に準備していた。特に秋相場では、シートベルト着用状態の投資スタンスを心掛けたい。
あんなに暑かった夏も過ぎ、いつの間にか肌寒くなる季節となり、早いもので2018年もあと2カ月弱となった。今年の日経平均の高値は、10月2日につけた2万4448円となるのが濃厚となってきたが、アメリカの中間選挙、3月決算企業の中間決算発表が終われば相場は落ち着きを取り戻し、日経平均は年内また2万2000円から3000円のボックス相場となるのではないかと見ている。
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