転職より楽!「今の仕事」をまた好きになる術 ニューヨーカーが実践する「努力なき努力」
才能は特別な人にしか存在しない。才能の有無などを考えるよりは、目の前の仕事をしっかりとこなしていくほうが大切だ。そんな冷静沈着なビジネスパーソンにこそおすすめしたいのが「エレメント(才能の核)を意識した仕事術」です。
エレメントとは、その人が素の状態で無理なく発揮できる「得意分野」であり、才能の核となる部分です。エレメントの原型は、幼少期に形成されると言われています。公園で遊ぶ子どもたちを眺めてみると、「率先して仲間を集める」「遊びをいちから作る」「1人遊びに熱中する」など、それぞれが自然と自分らしいエレメントを発揮しているのがわかります。
自然にできてしまうこと、こそ才能の核
社会の型にはまる前に、自然な状態のあなたはどのような「得意分野」を活かして遊んでいたか思い出し、その資質をもし仕事に組み込むとしたならば、何から始められるでしょう。
また、子どもの頃に大好きで、誰に言われなくても自然とやっていたことにもエレメントは隠れています。「歌う」「絵を描く」「本を読む」などのエレメントがダイレクトに反映された天職に就けている場合はわかりやすいですが、そんな人は少数派です。
しかし、どんなビジネスの現場でも、あなたのエレメントを発揮することはできます。「率先して行動する」「困っている人をいち早く察知してサポートする」「相手を信じて任せる」など、「自分にとっては比較的楽にできることなのに、周りに感謝される」ことがあれば、それは確実にあなたのエレメントです。
エレメントを発揮するポイントは、「こうしたほうがいいだろう」という理由付けではなく、「昔から得意で、自然とできてしまうこと」を目の前の仕事に少しずつ組み込んでいくということです。少しでも楽しいと思えることから始めて勢いをつける感覚です。
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