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転職より楽!「今の仕事」をまた好きになる術 ニューヨーカーが実践する「努力なき努力」

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加えて、自分のエレメントが見つかったら、周りの人の得意分野にも注目してください。立場を問わず、相手のエレメントが発揮されるようにサポートすることはできるはずです。あなたの苦手なことを得意とする人がいたら、頼ることで相手に活躍の場を与えることにもなります。

このように、自らのエレメントを発揮し、周りのエレメントも尊重することで、エフォートレスなパフォーマンスを発揮できる職場環境の構築に貢献することができます。

状況を「とらえ直し」てみる

(2)努力の方向性を変えるためのセルフ質問をする

もやもやするときは、良質な質問を自分へ投げかけることで、良質な答えが見えてきます。それにより、状況は変わっていないのに気分が前向きに一新されることがあります。これがコーチングで「とらえ直し」と呼ばれるものです。

仕事での役割に疑問を覚えたり、自分と誰かのパフォーマンスをつい比較してしまったりするときに役立つ質問があります。「このままずっと、この仕事を続けていくのだろうか?」このように悩むことで目の前の仕事の効率を下げてしまいそうなときは、次の質問について正確な数値で答えてみてください。

「あなたがいまの仕事を愛している度合いは何%ですか?」

次に、その数値を「1%」アップさせるためには何ができるかをリストアップします。少し手を休めてコーヒーを飲む、打ち合わせがない時間帯を設けて、気になっていたプレゼン資料を作ることに集中する、など、いますぐできること、やるべきことをクリアにしましょう。

特に、転職や配置換えなど「現状の役割から離れること」ばかりに矢印が向いている間は、脳が目の前の仕事に対して徒労感を覚えます。少なくともあなたはいまの役割を全うする責任があるのですから、どうせなら「主体的にかかわる」スタンスで脳を活性化させたほうが、「よいしょ」とモチベーションをひっぱり出す努力が少なくて済みます。

主体的な態度とは、仕事に対して愛情深くあるということ。そうするのはほかならぬ「自分のため」です。逃げたいものに対峙するのはつらいことですが、あなたには「現状を嘆くのをストップし、自分から能動的に愛してみる」という選択肢はつねにあるのです。

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【仕事は「自分がどう見られるか」ではない】

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