就活、激変! 成績は仕事への態度を映す鏡 企業は、成績表のココを見る!

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

・やりたいことに関しては積極的に取り組むが、やらなければならないことに関しては極端にモチベーションが下がる
 ・やらなければならないことに対してのストレスに弱い

誰でも自分がやりたいことだけを仕事にできれば、それがいちばんです。しかし、仕事を始めればそれだけでは済まないことは、実際に働いていらっしゃる方ならよくわかっていただけると思います。

一見、クリエーティブな職場が地味な作業の連続だったり、コンピュータに向かっていればいいと思っていたら多くの人の利害を調整しなければならなかったり……仕事はさまざまな要素の複合体ですので、やらなければならないことにも、意欲を持って取り組まなければなりません。

にもかかわらず、従来の面接手法では、「やらなければならないこと」に対する取り組みの姿勢を知ることが、ほぼ不可能なのです。

エントリーシートの限界

現在、多くの企業が、エントリーシートを基に面接を進めているのではないでしょうか。しかしエントリーシートを使った面接では、「やらなければならないこと」にどのように取り組んできたかを見極めることはできません。

理由は、以下の3つです。

■エントリーシートには、「やりたいこと」しか書かない

エントリーシートは通常、アルバイトやサークルなど、課外活動を中心に書かれます。それらは、学生が自分の意志で、好きで始めたことです。つまり、「やりたいこと」なのです。

もちろん、アルバイトやサークルを続けていれば「やらなければならないこと」にも直面するかもしれませんが、本当にモチベーションが低くなったり、ストレスを感じたりすれば、簡単に辞められるのも、こういった活動の特徴です。逆に、続けているのであれば、総合的に見て「やりたかった」のだろうと判断できます。

次ページまだまだある、エントリーシートの限界
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事