40代でやっと悟った親との楽な「付き合い方」 親にだって親の人生や肩書がある

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山田:ジェーンさんはまめにやってはりますよね。

スー:月に一度の墓参りは親子関係に功を奏してますね。いま色んな人に墓参りをすごく勧めてるんですけど。

山田:墓参りのススメ。なんかパワーワードきました(笑)。

墓参り後だったらファミレスで十分

スー:墓参りって墓で待ち合わせをするので、何時にどこで落ち合うとか考えなくていいんですよ。たとえば新宿で待ち合わせするとしたら、まず指定された場所が親はわからない、どの電車で来るのかとか、その後どこに食べに行くかとか、もう決めなきゃいけないことばっかりなんですよ。

だけど墓で待ち合わせって言ったら、親も場所がわかるじゃないですか。しかも墓参りに行った時点で、善行ポイントが1つ貯まるわけですよ。

山田:自動的に徳が積まれるという。

スー:さらにですよ、何も話さなくてもいいんですよ。なぜなら、掃除したり水かけたり線香あげたり、やることがあるから。滞在時間が5分でも、墓参りをしたっていうことが既成事実として生きるし。だからそのあとはファミレスで全然いいんですよね。大げさなことをしなくても。

山田:普通だったら、何かおいしいものを食べるとかになりますもんね。

スー:ただ、墓を挟まないと、いきなり親をファミレスには呼び出せない。

山田:確かに(笑)。墓を絡めて、先祖をワンクッション置くことで、ちょっとハードルが下がるんでしょうね。

スー:先祖を介することで、その後がすごいスムーズになるんです。山田さんは、ものすごい効率のいい親孝行されてますよね。大検取って大学行って、会わなくてもテレビに出て、ちゃんと子ども残してっていう、親が欲しがるやつ全部。

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