「羊を数えたら眠れる」という大いなる勘違い ちまたに広がる「睡眠」の間違った俗説5選

日本人の睡眠偏差値は世界最低
日本人の睡眠事情が浮き彫りになった「平日の実際の睡眠時間」と「平日の理想的な睡眠時間」をヒアリングした調査があります。
東京やニューヨーク、上海、パリなど世界の主要都市を対象に行ったこの調査で、「眠りたい時間と実際の睡眠時間の差」が最も大きかったのは東京の1.62時間でした。都会に暮らす人ほど、「眠りたいのに眠れていない」実情が浮かび上がったデータです。
しかし、だからといって忙しい毎日、睡眠時間を増やすのは現実的ではありませんし、睡眠時間を確保しても眠りの質が悪ければ熟睡度は下がり、十分な疲労回復効果を得られません。
皮肉にも、よかれと思ってやっているのに、実は眠りの質を下げてしまっていることは意外とたくさんあります。
そこで、今回は特にちまたで睡眠によいとされる「5つの行為」をピックアップしたいと思います。

「睡眠時間は90分単位がいい」このような説をよく耳にします。
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