甲子園「四国凋落と東北躍進」の明らかな根拠 データで読み解く「甲子園」強豪地方の変遷
1970年代のピークを支えたのが福井・福井商業で、1978年春には決勝に進出。1990年代のピークの中心は石川・星陵高校で、1992年夏の松井秀喜選手に対する5打席連続敬遠は伝説となっています。2010年代は敦賀気比が躍進し、2015年春には北陸地方のチームとして初の優勝を果たしました。
■東海地方
2000年代に入って強さを取り戻しつつある
東海がなんといっても目立つのが、1930年代から1940年代にかけての強さ。その後、1990年代にかけて徐々に勝率を下げますが、2000年代以降は強さを取り戻しつつあるようです。
【2004-2010年】
地域の合計勝利数 70勝
勝利数1位 14勝 中京大中京(愛知県)
勝利数2位 13勝 常葉菊川(静岡県)
勝利数3位 10勝 大垣日大(岐阜県)
勝利数4位 9勝 愛工大名電(愛知県)
地域の合計勝利数 70勝
勝利数1位 14勝 中京大中京(愛知県)
勝利数2位 13勝 常葉菊川(静岡県)
勝利数3位 10勝 大垣日大(岐阜県)
勝利数4位 9勝 愛工大名電(愛知県)
2000年代には上記3校の古豪に加えて新興勢力が躍進しました。その代表例が静岡・常葉菊川と岐阜・大垣日大です。両校は2007年の春の決勝で対戦し、6−5で常葉菊川が優勝しています。
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