甲子園「四国凋落と東北躍進」の明らかな根拠 データで読み解く「甲子園」強豪地方の変遷
■直近10年間の傾向
最後に直近10年間の学校別勝利数上位20校をまとめてみました。
勝利数1位 36勝 大阪桐蔭(大阪府)
勝利数2位 19勝 八戸学院光星(青森県)
勝利数3位 17勝 敦賀気比(福井県)
勝利数3位 17勝 東海大相模(神奈川県)
勝利数3位 17勝 作新学院(栃木県)
勝利数4位 16勝 聖光学院(福島県)
勝利数4位 16勝 仙台育英(宮城県)
勝利数5位 15勝 日大三(東京都)
勝利数5位 15勝 明徳義塾(高知県)
勝利数5位 15勝 花巻東(岩手県)
勝利数5位 15勝 履正社(大阪府)
勝利数6位 13勝 興南(沖縄県)
勝利数6位 13勝 健大高崎(群馬)
勝利数6位 13勝 中京大中京(愛知県)
勝利数7位 12勝 浦和学院(埼玉県)
勝利数7位 12勝 智弁学園(奈良県)
勝利数7位 12勝 智弁和歌山(和歌山県)
勝利数8位 11勝 三重(三重県)
勝利数8位 11勝 花咲徳栄(埼玉県)
勝利数9位 10勝 報徳学園(兵庫県)
このうち、第100回大会に出場しているのは太字の13チーム。さすがに実力あるチームだけあって順当に勝ち上がっていることがわかります。
100回大会は大阪桐蔭VS関東・東北勢
数字で見た優勝候補筆頭は、やはり大阪・大阪桐蔭。2位の青森・八戸学院光星の2倍近い36勝を挙げ、5回優勝した実力は折り紙付きです。
これに続くのが、近年躍進著しい東北勢と思われます。八戸学院光星、福島・聖光学院、宮城・仙台育英、岩手・花巻東といった実力校が出場します。また関東勢も、栃木・作新学園、東京・日大三、埼玉・浦和学院、埼玉・花咲徳栄と上位勢が並んでいます。
これらを総合すると統計的には、大阪桐蔭VS関東・東北勢といった大会になりそうです。
(編集協力:株式会社バーネット、保坂明)
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