注意!会社員がやりがちな「法・規則違反」行動

「ちょっとした悪さ」がとんでもない事態に

喫茶店で時間を潰していたのにウソの報告をしたら、服務規律違反で懲戒の対象になる場合もあります (写真:さわだゆたか / PIXTA)

多くの新入社員は仕事にも慣れ、1人で行動する機会が増えているだろう。

それに伴って、「営業に行ったフリをして喫茶店でサボる」といった”裏技”を覚えてしまった人もいるのではないだろか。また、親しくなった取引先などに、ついつい社内情報を話してしまったりしていないだろうか。

この連載の一覧はコチラ

軽い気持ちかもしれないが、実はそうした行動は、場合によっては、懲戒処分の対象となる場合がある。

そこで今回は、会社員として「やってはいけないこと」についてまとめた。許されると思っていても厳密には法に触れる行為も少なくない。ぜひ本稿を読んで、参考にしてほしい。

まずは、最も怖い法律違反からみてみよう。

軽い気持ちでも刑事罰や懲戒処分の対象になる

「法律違反と一言で言っても、問われる責任には、『刑事責任』と『民事責任』の2つがあります」と話すのは、フォーサイト総合法律事務所の由木竜太弁護士だ。

刑事責任は、罰金や懲役など具体的な刑事罰を伴う責任だ。窃盗、恐喝、詐欺などを思い浮かべる人が多いだろう。身近なところでは交通違反が挙げられる。

「罪刑法定主義という憲法上の理念があります。これは、犯罪者として処罰するためには、法律によってあらかじめ罪(構成要件)と罰を明確にしておかなければならないというものです。だから刑事責任を伴う行為については、『法的にやってはいけないこと』という整理ができると思います」(由木氏)

次ページトイレットペーパーを盗めば窃盗罪
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 精神医療を問う
  • CSR企業総覧
  • 最新の週刊東洋経済
  • 晩婚さんいらっしゃい!
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT