2017年7月、厚生労働省から最新の簡易生命表が公表されました。これによると、平均寿命は男性が80.98年、女性が87.14年と、男女ともに過去最高を更新しました。諸外国と比べると、現在は男女とも香港(男性 81.32 年、女性 87.34 年)がトップですが、日本が有数の長寿国であることに変わりはありません。
一方、最近では健康で生きられる期間として、健康寿命の延伸への関心も高くなっています。
近年、平均寿命も健康寿命も伸びていますが、都道府県間の差が課題となっており、国は、これら2つの寿命の延伸だけでなく、都道府県間の差の縮小も目標としています。
そこで、今回は平均寿命の都道府県間の差、次回は健康寿命の都道府県間の差についてみていきたいと思います。
滋賀県が男性「長寿」全国1位
下の図は、2015年の都道府県別平均寿命を、横軸に男性、縦軸に女性についてプロットしたものです。
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