6月からの就活、これを読めばもう迷わない

「本命以外の断り方」などをQ&Aで解説

眞山:大学職員も志望されていますが、何校にエントリーしたのですか?

Bさん:全部で3校です。1校はESが通って、テストセンターでの試験の案内が来ました。他に書類を出している大学では、結果が6月の半ばに出るようです。もう1校はESで落ちてしまいました。

眞山:なるほど。すると、他の業界も含めて6・7月が選考の山場になり、少し空いて8月の本命を迎えるわけですね。

Bさん:そうです。すでに最終面接を控えている素材メーカーなど3社も含め、選考を進めながら8月を見据えます。

眞山:長丁場だと思うと、どうしても疲れてしまいます。半日だけでも、就活のことを忘れて、リラックスするのがおすすめです。

会社が求めているなら、待ってくれるはず

Bさん:もし、本命の8月より前に本命以外の内定が出た場合、何と伝えればよいでしょうか。

眞山:なかなか回答が難しい、というのが本音です。中には選考が控えていることを隠して内定を承諾し、本命が決まったらそちらに、という学生もいます。しかし私は、状況を素直に伝えて、待てるところまで待ってもらうほうがよいと考えます。その会社はBさんを採用したいと思い、内定を出すわけですから。

Bさん(左)は大学や素材メーカーを志望(写真:リクルートキャリア)

Bさん:第2志望の会社は次が最終面接なのですが、仮に内定が出たら、1週間以内に返事がほしいと言われています。最終面接の日程は延ばせても7月までだそうで……。

眞山:仮に今選考が進んでいる会社がそうでなくても、待つ会社は絶対にあると思います。万が一、第一志望に縁がなく、別の会社に行くことになった場合、Bさんの状況を理解し、待ってくれる会社のほうが幸せに思えるかもしれません。

Bさん:その通りですね。

眞山:毎年、入社前の2、3月になると、本当にこの会社でいいのかと不安になる、”内定ブルー”に陥る学生がいます。自分はこうしたいという目的があいまいなまま、就活を終えた学生に多くいます。Bさんは意思を持って就活しているわけですから、きっと最後には、納得のいく結果を得られるのではないでしょうか。

Bさん:ありがとうございます!8月の本命に向けてがんばります。

近年、「就活の早期化」が強まっているという見方がある。学生はどう捉えているのか。相談者のAさんは「就活を始めたばかりの昨年末は焦っていました。しかし調べてみると、志望する金融業界の内定ピークは6月。実情がわかったら、それ以前に内定がなくても問題ない、と気づきました」と語る。Bさんも「あくまで一部の業界という理解」と冷静だ。

これから内定取得を目指す学生も、焦らずに、志望業界の対策をしてほしい。就活はまだこれからだ。

(構成:リクルートキャリア 夏目 祐介)

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