店が悲鳴あげる困った「スナック女子」の実態 「ひとりカラオケ」「ベロ女」「ダラ女」

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つねに私がスナックの中心!自己顕示欲女

カラオケということで言えば、他人のカラオケに無頓着なスナ女、さらには私がスナックの中心だと思い込んでいる自己顕示欲満載のスナ女も、スナックの困った女性客で上位に入ってくる。

自分がマイクを持っているときはさんざん常連に盛り上げてもらったのに、他の人が歌い出すと手拍子はおろか、ほかの常連客のテーブルに乗り込んでは、自分話を大声で語り始める。とにかくつねに自分が一番注目される存在でなければ気が済まない。このような行動は、店内の人々を不快にさせてしまう。「もううちに来ないでね」と言われても仕方がない。

初めての店では「自分控え目、盛り上げ多め」で

スナックは、ママやマスターのもと、年齢、性別、職業や役職を超えて皆平等である。だからこそ一体感が生まれ、スナック時間を心から楽しむことができるのだ。そこで、初めて訪れるお店では、「自分控え目、盛り上げ多め」くらいの気持ちでいよう。そうすることで、2回目にお店を訪れたときには、ママやマスター、常連客から快く受け入れてもらえることだろう。

根堀り葉掘り、とりあえず何でも知りたがり!質問攻め女

スナックにはさまざまな人たちが集う。その人がどこの誰だかわからなくとも、お互いをあだ名で呼び合ったり、スナックに来ればいつでも会えたりする関係となる。ママやマスターと常連客の関係性もそうだ。礼節をわきまえ、最適な距離感を意識するからこそ、その人のプライバシーにかかわる事を質問してくることはめったにない。

しかし困ったスナ女は、初めて会う人に対して「どこに住んでるんですか~?」「何のお仕事してるんですか~?」「おいくつですか?」と、根ほり葉ほり聞いてしまう。ママに対しても、「結婚してるんですか?」「お子さんはいるんですか?」などと、プライバシーに関わる質問を連発してしまうのだ。

ある店でこのような困った女性客に遭遇した際、常連さんが「いい加減にしないか!」と怒鳴りつけたことがあった。するとその女性は泣き出してしまい、客は怒って帰るは、ママは慰めざるをえないはという最悪の状況に。一番泣きたかったのはママであろうに……。

一見として入る店では、自分から積極的に質問しなくても、ママやマスターが程よく話を振ってくれるものだ。スナックにおいても、人間関係を構築するための基本は同じである。場の雰囲気を共有し、少しずつ打ち解けながら、自然に深い話ができる間柄へと発展していけば良い。きちんと打ち解けてから、聞きたいことを聞くようにしよう。

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