店が悲鳴あげる困った「スナック女子」の実態 「ひとりカラオケ」「ベロ女」「ダラ女」

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東京・中野のスナックにお邪魔したときの事であった。一見客として扉を開けた30代前半の女性2名。困ったスナ女は、ママやマスターへの確認もなしに入店し、空いている席に座り、「えー飲み物、焼酎しかないんだ~」「食べ物ないんですかぁ?なんだぁ~、食べてくればよかった~」と無神経な発言を連発する。

さらに、「トイレ借りま~す」と立ち上がったかと思えば、気持ちよく歌っている常連客のカラオケ画面を平気で横切るなど、ほかの客への気遣いはゼロ。常連客の口数も少なくなり、わずか5分で店内の空気をフリーズさせていた。

初めて入店するスナックでは、「初めてですけど大丈夫ですか?」など、ママやマスターへの声掛けを徹底しよう。とくに入店時には、店内の雰囲気をよく観察して、カラオケを歌っている人がいたら席に着くタイミングを図るなど、店内の人々に配慮するよう心がけておきたい。

スナックなのに「ひとりカラオケ状態」な女

マイクを持ったら身勝手三昧!カラオケ独占女

スナックの醍醐味は、ママとお客との一体感である。暗黙のルールではあるが、マイクを独占するのではなく、他人様の歌も一緒に盛り上げていくからこそ、自分の番になれば気持ちよく盛り上げてくれる。

にもかかわらず、皆の盛り上げに気を良くし、リモコンとマイクを離さず「ひとりカラオケ」を展開する困ったスナ女が増えている。また、他人の歌にジョインし、最後のサビまで歌いきる“ノットリ女”にも遭遇したことがある。

大阪のスナックでは、唄い出しでつまずき、納得の歌い出しに至るまでリピートを繰り返す“リピートスナ女”も見たことがある。ママやマスターになだめられながらも、止められると逆切れし、拗ね始めるといった3段落ちのような光景となっていた。スナックの雰囲気も台なしだ。カラオケとママ・マスターの独占はNGである。

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