41. 緑茶の場合、カフェインは「一番煎じ」のなかに90%以上が抽出される
42. 茶の木ではカフェインは日光で分解される。そのためカフェインは新芽や被覆栽培される玉露に多く含まれる
43. コーヒーと比較して、緑茶に含まれるアミノ酸テアニンがカフェインの覚醒作用を穏やかにするとされる
44. 豆や茶葉そのものを同量のグラム数で比べた場合、紅茶や緑茶に含まれるカフェイン量は、コーヒーの約2倍
45. ミルクチョコレートに含まれるカフェインは30gあたり1~15㎎(通常6㎎程度)
46. ダークチョコレートの場合は30gあたり5~35㎎(通常20㎎程度)のカフェインが含まれる
47. 高カカオチョコレートには、カフェインも通常の4倍ほど多く含むものもある
48. カフェインは家庭用医療薬として一般的な頭痛薬、風邪の総合感冒薬などにも含まれる
49. 「引きしめ成分」として小顔効果・むくみ防止をうたった化粧品の中には、カフェインを配合している商品もある
50. カフェインは1972年から2004年までオリンピックでドーピング禁止薬物に指定されていた。現在は「監視薬物」
カフェインに依存性や濫用性は認められていない
51. カフェインは国際疾病分類で中毒物に指定されていない。カフェインに依存性や濫用性は認められていない
52. 実際のところ、カフェイン摂取が身体にもたらす作用について詳細なメカニズムが解明されたとはいえない
53. カフェインの感受性は個人差が大きく、摂取頻度や摂取量、体重や健康状態などにも左右される
54. カフェインは大脳皮質に作用して、知覚機能、精神機能を刺激し、思考力や集中力を増す効果があるといわれる
55. カフェインは、人間の脳内で疲労感や眠気を感じさせる役割を持つアデノシンと似た分子構造をもつ
56. カフェインを摂取すると、アデノシンの代わりにカフェインがアデノシン受容体と結合する。これによりアデノシンが働かなくなるため、疲労感や眠気を感じなくなる
57. カフェインは腎臓に作用し、利尿効果を高める
58. カフェインは胃液分泌を促し消化を助ける効果もある
59. 飲酒後のアルコールの分解を高め、肝臓の働きを促進するため二日酔いの軽減にも効果があるという
60. 運動前にコーヒーを飲むと筋肉痛が緩和されるという研究結果も出ている
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