カフェインの真実をどれだけ知っていますか

思わず人に話したくなる蘊蓄100章

世界中で愛されるコーヒーの効能とは?(撮影:今井康一)
モノ情報誌のパイオニア『モノ・マガジン』(ワールドフォトプレス社)と東洋経済オンラインのコラボ企画。ちょいと一杯に役立つアレコレソレ。「蘊蓄の箪笥」をお届けしよう。
蘊蓄の箪笥とはひとつのモノとコトのストーリーを100個の引き出しに斬った知識の宝庫。モノ・マガジンで長年続く人気連載だ。今回のテーマは「カフェイン」。あっという間に身に付く、これぞ究極の知的な暇つぶし。引き出しを覗いたキミはすっかり教養人だ。
この連載の一覧はこちら

01. カフェインは植物の葉、幹、種などに含まれる植物由来の天然成分

02. おもにコーヒー豆や茶葉などに含まれる

03. 化学的には微小な結晶構造をもつメチル化キサンチン

04. 化学式はC₈H₁₀N₄O₂

05. カフェインは、苦みを持つアルカロイド類の化学物質

06. カフェインは、植物が昆虫に食べられないように自らの身を守るために作り出した物質だと考えられている

07. さらに花粉拡散など成長の手助けをする虫に対してはカフェインの作用でおびき寄せる効力ももつ

08. 世界にはカフェインを生成する植物は40種類ほど

09. コーヒー(Coffee)の語源は原産国エチオピアの古くからのコーヒー産地「Kaffa」の地名に由来する説がある

コーヒーの不思議なパワー

10. コーヒーを飲むと飲酒時のような効果があるとして、かつてアラビア語でワインを意味する語「Qahwah(カフワ)」が語源になった説もある

『モノマガジン』2018年5月16日号(5月2日発売)。大特集は「極めろ家飲み! 俺流フォースウェーブコーヒー」。特集は、「探す、こだわる、手に馴染む! 気分上々文房具!」「ロレックスはなぜ特別な存在になったのか? ROLEX再来」などです。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

11. カフェインは中国語で「咖啡因」

12. カフェインの利用を示す最古の記録は、メキシコの太平洋岸に位置するソコヌスコ地方の遺跡から出土したチョコレートの痕跡

13. エチオピアの羊飼いカルディがコーヒーの実を食べた山羊たちがはしゃいで踊り回る姿を見てカフェインの効果を発見したと伝えられている

14. 当初コーヒーは飲み物ではなく食物として摂取され、アフリカの部族の間ではコーヒーの実を脂肪と混ぜて作った「エナジーボール」が食されていたという

15. 15世紀末にはイスラム教徒の間に熱狂的に受け入れられ、短期間のうちにイスラム諸国に普及。コーランでは飲酒を禁じているがコーヒーは容認されていたため

16. バッハは『コーヒー・カンタータ』を書いてその味わいと効能を賛歌している

17. 小説家のバルザックは1日50杯ものコーヒーを飲んで執筆活動をしていたことで知られる

18. 1819年、ドイツ人化学者フリードリープ・ルンゲが初めてカフェインをコーヒーから分離し、結晶化に成功

19. ルンゲがカフェイン抽出の研究を始めたのは、コーヒー通の文豪ゲーテとの出合いが契機だったといわれる

20. ゲーテは「コーヒーの不思議なパワーは化学物質に由来する」と語った

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