ソニー「最新イヤホン」が逸品といえる理由

AIスピーカーの次に来るのはこれだ!

ところが、Xperia Ear Duoはその両面(すなわちランニングでの使用)も含めて実に快適だ。汗を大量にかくような気温で使ったとしても、そもそも耳道を密閉しないため汗がたまることもない。

気温20度の中で40分ほどランしてみたが、周囲の状況を完全に把握できるうえ、安定して外れる心配がなく、トレーニング中に緊急のメッセージが入ったら音声で教えてもらえる。もっとスポーツ時の利用に関して、ソニーは訴求すべきだろう。

さらに耳たぶを迂回させる装着法は、メガネの装着を邪魔しない。普段からメガネを使っている人はもちろん歓迎だろうが、たとえばサングラスを好む人にとっても喜ばしい。

タッチパネルのジェスチャーはカスタマイズできる(筆者撮影)

タッチパネルのジェスチャーを用いれば、音声アシスタンスはもちろん、音楽再生などの操作も簡単。着信メールの読み上げを途中でやめてほしければ、右タッチパネルに一秒間触っているだけでいいし、左タッチパネルをワンタップすれば音楽の再生/停止となる。もちろん、こうした操作の割当はカスタマイズが可能だが、実はもうひとつ面白い機能がある。それがヘッドジェスチャーだ。

たとえば通知内容の読み上げを中断させる際、前述したようにタッチパネルでも操作は可能だが、単純に首を左右に振ると即座に止めることができる。アシスタンスがイエス・ノーの確認を行う際にも、音声ではなくうなずくか首を振るかで意志を表示可能だ。

既定値ではオフになっているが、顔を右あるいは左に向けたうえで正面に戻すと、楽曲のスキップを行うこともできる。

さらに日本向けには特別な改良が行われたことも発表されている。

日本市場向けに追加されたいくつかの機能

スペイン・バルセロナで開催されたモバイルワールドコングレス(2月26日~3月1日開催)ですでに発表されていた本機だが、日本市場に投入するにあたっては特別な機能がいくつか追加されている。

ひとつがLINEへの対応だ。

着信したメッセージの読み上げなどは、他アプリケーションも含めAndroid自身の通知機能を通じて行ってくれるが、さらに音声を使ってのLINEメッセージ発信、LINE MUSIC再生、LINE Clova呼び出しなどを行える。

LINEの発信相手は本名やIDなどではなく、LINEのアプリ上で設定する名前を使って行う。これはAssistant for Xperiaが認識、発信しているのではなく、Clovaを通じてのLINEメッセージ送信を呼び出しているようだ。実際に発信してみたが、かなり高精度の音声認識が実現できていた。また送信時にはClova経由であることが相手にもわかるので、万が一、音声から文字へぼ変換が少々おかしくても、相手は笑って許してくれるだろう。

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