「面接がうまくいかない就活生」の5つの特徴 自分目線、早口、話の盛りすぎはマイナス印象

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2 面接をプレゼンの場だと誤解している

どんなにリラックスを心がけても、緊張は避けられないもの。だからなのか、「なんとかうまく乗り切ろう」「面接官に伝えるべきことをもれなく話そう」といわんばかりに、エントリーシートで整理した内容を丸暗記する就活生が少なくない。

すると、ついつい陥りがちなのが、「棒読み」「早口」「一方的」というパターン。丸暗記しているがゆえに、話す内容は棒読みになり、早口で一方的にまくし立ててしまう。

しかし、面接は、就活生と面接官のコミュニケーションの場だ。だからこそ、「忘れず」「間違わず」「流ちょうに」ではなく、「その場で考え」「自然な会話を」「自分の言葉で」、語ることを忘れないでほしい。

棒読み、早口、一方的にならないように

3 話を盛りすぎる

自己PRを裏付ける経験や、いわゆる「ガクチカ」(学生時代に力を入れたこと)など、面接では、これまでに経験したことが必ず質問される。

しかし、自分の経験を過小評価する傾向があるようで、学業や課外活動で華々しい成果をあげた人や、留学やボランティア経験の豊富な人などに、引け目を感じている人が多い。だからといって、自分の経験をオーバーに表現してしまうのは、リスクがある。

グループディスカッション、集団面接、個人面接など、面接にはいろんなスタイルがあるが、特に個人面接では、就活生1人に対して複数の面接官が質問することが少なくない。質問もいろんな角度から飛んでくるので、自分の経験を過度に脚色していると、どこかで行き詰まってしまう。

面接官は特別な経験や華々しい成果ばかりを求めているわけではない。仕事は地道な取り組みの連続であり、目覚ましい成果をあげることはむしろ珍しいくらいだ。

重要なのは、どんな仕事に対しても、前向きに継続して、取り組むことができるかどうか。だからこそ、面接官は皆さんの飾らない“素の姿“を見たいと思っている。面接では、自分を飾らず、誇張せず、自然体で臨んでほしい。

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