新入社員が犯しがちな「同僚づきあい」のミス 同期と学生ノリ、独身お局社員に結婚ネタ…

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これらの失敗談のように、「お給料やボーナスの額」は、たとえ同期でも言わないほうがいいですね。1年目はお給料もボーナスも全員同じという会社がほとんどですが、2年目からは「査定」がプラスされます。月々のお給料やボーナスも変わってくるのです。だからこそ実力が評価されて頑張れるということなのですが、うかつに金額を話さないほうが賢明です。

相手が自分より金額が多かったとしても、少なかったとしても、お互いにギクシャクしてしまいます。少なかったほうはショックですよね。今までのような付き合いがしにくくなることもあります。こうした余計なストレスは、避けたほうがいいでしょう。

このように書くと「同期は友だちではないのだから一線を引かなくてはならない。表面的な関係にしておいたほうがよい」と思われるかもしれませんが、そういうことではありません。同期は同じ職場で働く「同志」のような存在。

悩んだときには支え合う存在だからこそ、節度をもって付き合っていきましょう。

女性の先輩と男性の先輩、接し方は変えたほうがいい?

当たり前のことですが、一緒に働く先輩は一人ひとり違う性格をもっています。でも、特に男性と女性では、わかりやすい違いがあるものです。

それぞれの特徴を押さえておくと、思わぬ失敗やミスを防ぐことができます。まずは、先輩OLが経験した失敗談を紹介しましょう。

女性の先輩から取引先の状況を教えてほしいと言われたので、男性の先輩にしていたように大まかな説明をしたところ、「取引に至った経緯は?」「トラブルはどういうことから起こったか?」とかなり詳細に聞かれました。(商社、30代)

まず、男性の先輩に何かを報告するときは、結論を最初に伝えるようにしましょう。

私たち女性は、ついつい出来事の経緯を起こった順に伝えようとします。すると最後まで話を聞かないと結論がわかりませんが、こうした話し方は男性には通じません。よかれと思って説明しているのにもかかわらず、聞いているほうはイライラしてしまうのです。

はじめに結論を話してから、要点を簡潔に説明することが大事。

こうした話し方は、男性の先輩に対してだけでなく、外国の方と仕事をするときにも役立ちます。

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