そんな恐るべき現場を数多く見てきたのが、元外資系OLでコラムニストのずんずんさん。この連載では、そんな彼らの生態を解き明かし、対策も考えていきます。
こんにちは! ずんずんです。そろそろ春も近づいて、花粉の季節がやってまいりました。イケてる東洋経済オンラインの読者の方にも花粉症の方は多いかと思います。
ただでさえ、花粉症でうんざりしているところに、上司が、
「このパワポのココの文字、あと2ミリぐらい上にできない?」
みたいなことを言ってくると、
細かいんだよ! 細かすぎるんだよ! 花粉の粒子より細かいよ!
なんて気分で、さらにうんざりしてしまいますよね。お前をスギ山に連れてってやろうかって気になりますよね。え? そんなことはない?
でもその小言の内容が、常軌を逸するぐらい細かすぎるなら……。もしかしたらそのおじさんは、マイクロマネジメントおじさんなのかもしれません。
本日の困ったおじさんはエントリーナンバー6「マイクロマネジメントおじさん」です。
マイクロマネジメントおじさんの特徴
マイクロマネジメントおじさんは、その名のとおり、すさまじくマネジメントが細かいおじさんのことです。メールの書き方、電話の仕方、資料の作成の仕方まで、それこそ細部まで指示を出してきます。
逆に言えば細部まで指示を出せるということは、細部まで見ているということでして、恐るべき処理能力をもったおじさんでもあります。
おじさんは重箱のすみのすみまでつつきまくるため、その細かさについていけず部下がつぶれてしまうこともしばしばです。
私も、何度もこのマイクロマネジメントおじさんにつぶされかけました。そもそも私は、会計系の専門職であったため、仕事の性質上、どうしても細かくなっていきます。
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