「ギリギリまで粘れ」という人の誤った達成感
霊感が降りてくるのを待つというムダ

粘ったらインスピレーションが降りてくる!?(イラスト:ずんずん)
会社がつらい、辞めたい……。そう思う人は、仕事そのものというより、職場の人間関係で行き詰まっていることも多いかもしれません。自分自身に原因があるとは限りません。会社のあちこちに生息する「困ったおじさん、おばさん」に追い詰められていることも。
そんな恐るべき現場を数多く見てきたのが、元外資系OLでコラムニストのずんずんさん。この連載では、そんな彼らの生態を解き明かし、対策も考えていきます。
こんにちは! ずんずんです。

ずんずんさんによる新連載。この連載の一覧はこちら
働き方改革がますます進んでいく昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。え? うちの会社には関係ない?
そうおっしゃりたい方もいらっしゃるかと思います。でも、私は経団連会長もたぶん知らないことを知っています……。給料や福利厚生はもちろん大切です。でも、それよりも、
みんな、早く帰りたいんですよ……。
帰りたいけど、帰れない……こんな現象はもちろん仕事あるあるの一つですが、帰れない理由の一つに、「かためないおじさん」の存在があるかもしれません。
本日のおじさんは、エントリーナンバー9「かためないおじさん」です。
「かためないおじさん」とは?
かためないおじさんとは、その名の通り、企画をギリギリまでかためないおじさんのことです。クリエイティブや企画職などによく生息するこのおじさんは、いつも締め切り日の直前、深夜12時をすぎても企画をかためません。
おじさんはおじさんのこだわりがあるのかもしれませんが、部下のほうはたまったものではありません。
なぜ、おじさんはそんなにギリギリまでかためないのか……。
彼の下で働く木村さんもそんなかためないおじさんに頭を悩ませていました。
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