ゆとり教育+モンスターペアレントの弊害

「子供をしかる能力」とは、放任と干渉のさじ加減

受験戦争最大の敵は、ムーギーの父親??

私が幼いムーギーを育てていた時代、子供の受験勉強中の家族ドライブや旅行、諸行事への全員出席義務は本当に頭が痛い問題でした。そして子供の行儀面での夫の説教の長いこと。勉強をさせたい私が異を唱えようものなら、「頭でっかちの子に育てるのか」と機嫌が悪くなり、「そんな心配をするほど、賢くもない!」と反論したかったけれども、もっと問題がこじれるだけなので、ライバルある競争なのに、ハラハラする気持ちを抑えて、のんきに従ったものでした。

当時、わが家の子供たちの受験勉強の最大の敵はその父親だと、真剣に神経をすり減らしたものですが、今、振り返りますと、勉強面での放任と干渉と道徳教育面での放任と干渉が、夫婦で絶妙にバランスが取れていたことに気づかされます。

私ひとりで育てていれば、第1志望校に入ったとしても、たいしたことのない頭でっかちに、父親だけで育っておれば、年長者を敬い、より儒教道徳の強い人になっていたでしょうが、第1志望の学校には入れず、その後、あまり勉強をしない子供になっただろうと思います。

ただ子供の機嫌をとったり、うまくしかれない大人が続出する子供受難の時代にあって、私の気配りが回らない部分で子供をすぎるほどしかり続けてくれた夫に、今ではむしろ感謝です。遅まきながら、わが家の受験勉強の最大の敵と、夫を恨んだことを深く反省しています。「はんせい!」

※ ミセス・パンプキンさんへの相談はこちら

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