行くぜっ!ハイパーゆとり世代 週休2日制で、ゆとり世代は最強世代になり得る

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新世代リーダー予備軍とも言える10代 の優秀な若者は、どんな未来を描いているのか。「スーパーIT中学生」「スーパーIT高校生」として早くから独自の道を切り拓いてきたデジタルクリエー ターの灘高生が、未来予測を発信。ITや政治、経済、教育、ときにはアイドルや女の子ネタまで、感度の高い移り気なアンテナがキャッチするまま書き連ねる。

 

Tehuの言葉 「週休2日制で、ゆとり世代は最強世代になり得る」

 週休2日制は素晴らしい

先週は、教育のあり方について少し考えてみました。今週は、「ゆとり教育からの脱却」という今の潮流から話を進めていきましょう。

ボクと同学年の人たち(1995年度生まれ)は、「ハイパーゆとり世代」と呼ばれています。なんと、小1から高3まで、ゆとり教育を受け続ける唯一の学年なのです。

ボクは私立小学校5年間、公立小学校1年間、私立中学校・高校6年間を過ごし、まもなく修了するわけですが、少なくともゆとり教育の一貫で行われた「週休2日制」は素晴らしい施策だったと感じています。

5年間通った私立小学校(中華系インターナショナルスクール)では、土曜日も昼すぎまで授業がありました。「ただひたすら勉強して宿題をやった」というイメージしかありません。

一方で、1年間通った公立小学校や灘中学校・灘高校は土曜日もお休み。これまで何度もこの制度のお世話になりました。

土曜日が休みだから、アプリづくりにかける時間を増やせた。

土曜日が休みだから、東京に1日泊まっていろんな人に会うことができた。

今では、毎週のように金曜夕方から月曜朝まで東京で仕事をするという生活をしています。チャンスをつかむ段階でも、チャンスをつかんでからも、常にこの「土曜日に授業がない」ということがボクを助けてくれたと思っています。

先週末も神戸から上京して、「カタリバ大学」学長の寺脇研先生と「大学に行く意味」についてディスカッションするイベントに登壇した
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