就活フェアの光景は気色悪い
大学生の就活解禁は12月。その時期が近づいてきました。
東京ビッグサイトのような国際展示場に並ぶ、ついたてで仕切られた各企業のブース。そして、リクルートスーツに身を包んで通路を整然と歩く大学3年生たち。毎年のように報道される「就活フェア」の様子ですが、よく考えてみるとなかなか気色悪い光景ではないでしょうか。
今年の夏、堀江貴文さんとトークショーをしたとき、堀江さんは「就職というのが理解できない」とおっしゃっていました。
ボクもほぼ同意見です。就職したら楽しいことができないだろうなあと思っているわけですが、もちろんみんながみんな、そうではないこともわかっています。
たとえば、半沢直樹のように銀行員を目指している人(半沢は復讐の意図もあったようですが)が、いきなりゼロから銀行をつくるのは不可能に近いでしょう。そういう人なら企業体に所属するのもまったくかまいません。
ボクが嫌なのは、会社を選ぶときに、いまだに大博覧会のようなものが開かれていて、就活生が会社に選んでもらおうとしているように見えることです。
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