必ず食える「1%の人」になる方法

藤原和博とスーパーIT灘高生が考える(上)

世界をまたにかけて活躍するグローバル・スーパーエリート以外の人たちが、これからの時代を生き抜くための極意。それは1%、すなわち「100人に1人」のレアな人になること。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法では、生き方・働き方を「価値観×志向」別に4つのタイプに分類。「社長タイプ」「自営業タイプ」「公務員タイプ」「研究者タイプ」ごとに7つの条件を示す。たった7つの条件さえクリアできれば、誰でも1%の人になれる特別な才能はまったくいらない。

この対談では、リクルート出身で杉並区立和田中学校・前校長の藤原和博氏が、新世代リーダーのTehu氏とともに新しい生き方・働き方を考える。

100人に1人」なら努力すれば誰でもなれる

──この対談では、「必ず食える1%の人になる方法」というテーマで、藤原和博さんとスーパーIT灘高生のTehu君にお話していただきます。 藤原さんとTehu君は、1つの分野でトップを目指すのではなく、いろいろな分野を組み合わせてユニークな人になるという発想が似ています。 

藤原: 1つの分野を極めて頂点に立つには、熾烈な競争に勝たないといけないんです。たとえば、オリンピックのメダリストになるのはだいたい「100万人に1人」。ノーベル賞を受賞するのは「1000万人に1人」です。普通の人はどんなに努力しても難しいですよね。 

でも、「100人に1人」なら努力すれば誰でもなれる。だから、1つの分野でまず「100人に1人」になって、そうしたらそのまま突き進むのではなくて、横にスライドして別の分野で「100人に1人」になる。また横にスライドして別の分野で「100人に1人」になる。そうすれば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」と、オリンピックのメダリスト級のレアな人になれるというわけです。 

 でも、Tehu君はいま、高校3年生? 

Tehu: はい、3年です。

「複数の分野を組み合わせて生きる」という発想

藤原: 高3の若さで、複数の分野を組み合わせて生きていこうと考えるのが、まず驚きだよ。オレが高校生の時なんて、何も考えていなかった。どうしてそういう発想になったのか、そこを聞きたい。まわりの灘高生にも、そういう考え方をする人、いないでしょう?  

Tehu: いないですね。 

藤原: 何でそうなの?  

Tehu: やっぱり灘校での体験が大きいです。ボクは子どもの頃から勉強はできて、たぶん頭はいいんですね。……すいません。一応、謙遜させてください(苦笑)。 

藤原: うん(笑)。カッコ謙遜しながら苦笑い、と。 

Tehu: 親に3歳から公文式に行かせられて、数・国・英を習って、計算力もついたし、国語力もついたし、何より3歳から英語を始めたので、いわゆる文法じゃなくて感覚ベースの英語が身について、ずっとトップの成績を取っていたんです。

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