カリスマ投資家が株暴落でも儲けられる理由 リーマンショックで大損したから今がある

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【2月1日 木曜日】日経225先物は、140円高の2万3230円、NYダウは、72ドル高の2万6149ドル。FRB(米連邦準備制度理事会)は、利上げ見送りを発表。優待目的保有のオエノンホールディングスを410円(前日比2円高)で1000株売り、19万2136円の利益確定。買いは、2015年8月28日に217円で。

14時38分、日経225オプション2月限2万2500円のプットを20円(前日比50円安)で10枚(1取引単位は1000なので、代金は20×1000×10枚=20万円)買う。プットオプションの買いとは、日経平均が下がれば価値が上がる金融派生商品。具体的には、日経平均株価が、2万2500円以下になっても、プットオプションがあれば2万2500円で売れる権利を売買するもの。期日は2月9日の寄り付きまでと短い。日経平均は、387円高の2万3486円と7日ぶり反発。

プットオプションを買った理由は、NYダウが、現地時間1月30日に362ドル安となったことだ。テクニカル面から見ると、天井圏での大陰線は、トレンド転換のサインであることと、トレンド転換する時期としては、月が変わるときに多いという経験則から。20円で約定してからすぐに、500円で売り注文を出した。これは、もし日経平均が1500円下がって2万2000円になれば、2万2500円で売れる権利(プットオプション)は、理論価格で500円にはなるだろうという予想からだ。

プットオプションを売らなければよかった…

2万円のプットオプション1円は90円へ、90倍になった(筆者撮影)

【2月2日 金曜日】NYダウが安く始まり、その後下げを埋めて、またそのまま下がると予想していたのだが、予想以上に強い。 

一時は150ドル高まであり予想と違ったので、午前4時20分プットオプションを25円で手仕舞い、4万9028円の利益確定。2月1日23時14分には、24円高の43円の高値をつける場面もあった。しかし、後づけだが、ここで売らなければ6日火曜日には大変なことになっていたのに。日経225先物は、110円安の2万3330円、NYダウは、37ドル高の2万6186ドル。仮想通貨ビットコインは、一時80万円割れ。日経平均は、211円安の2万3274円。

【2月3日 土曜日】日経225先物は、280円安の2万3040円、NYダウは、665ドル安の2万5520ドルと長期金利上昇で9年2カ月ぶりの下げ幅。1ドル110.16円。25円で手仕舞ってしまったプットオプションは、41円高の65円。

【2月5日 月曜日】NYダウの大幅安の影響で日経平均も暴落し、592円安の2万2682円。11時44分、25円で売ってしまったプットオプションは、176円高の200円の高値をつける場面があった。15時15分、126円高の150円で引けた。優待目的保有の石光商事(2750)は、12円高の639円と逆行高。為替は1ドル109円台後半から110円と値動きは小さい。

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